カルシウム不足解消と運動の重要性

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「子供が乳製品アレルギーで、カルシウムが他の子よりとれていないと思うんですが、大丈夫でしょうか」と心配される保護者の方がいらっしゃいました。

確かに、最近は乳製品に限らずいろいろなアレルギーを持っている子が多く、不安に感じる保護者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

厚生労働省によると、日本人に必要なカルシウムは成人で600から700㎎。1から5歳が500㎎。6から8歳が600㎎。9歳以降で700㎎。子供も大人も量はあまり変わりません。

カルシウムは歯や骨にとって大事な栄養素で不足すると十分に成長できず、骨折しやすくなります。イライラしたり、集中力や落ち着きがないのも原因のひとつとして考えられます。

牛乳アレルギーの子供の場合は、乳製品以外でカルシウム含有量が多いものを摂取しなければなりません。多いものでごまや小魚、野菜(葉)から摂ることができます。食生活の注意点としては添加物の摂り過ぎです。ジュースやお菓子、インスタント食品などに含まれるリンがカルシウムと結合して体外に排出させてしまうため吸収が悪くなってしまうからです。

カルシウムの吸収率を上げるには適度な運動と日光は必須です。骨は適度な刺激を与えることで、重力が刺激となり骨形成を高めます。運動をしないのではなく積極的に運動していくことが大事になってきます。